サッカーに取り組んだ少年時代と高校時代の節目

小学校から高校生まで11年くらいサッカーをしていました。サッカーの練習は厳しく、レギュラーになったりならなかったりで悔しい思いも経験して、負けん気が生まれた子ども時代です。

高校生のときは、「人生何があるかわからないので、大学に行ったら絶対に勉強しよう、手に職を得よう」と心に決めました。大学に入ってからいろいろと資格について調べて、弁理士試験を受けることにしました。

人生で初めて「知的財産権」「知財」と出会ったきっかけ

私が高校生のときに、「阪神優勝」という商標が出願登録された事件がありました。

阪神タイガースが十数年ぶりに優勝するのではないかと言われていた中で、千葉県の男性が「阪神優勝」の商標権を取得しました。

知的財産の世界では個人が大きな組織と対等に渡り合うこともある、という点に興味を持ちました。その事件がきっかけになり、弁理士を知ったような気がします。

知財のこと、弁理士の仕事、もっと広めるために

知財の実務を10年以上やってきて、知財はあまり普及していないと感じています。難しいものを難しい表現で伝え続けてるから一般に普及しないのではないかと思います。正確さが求められる仕事なので難しい表現になってしまうのは仕方ない部分もありますが、わかりやすく伝えつつも正確さを保つように常に工夫しています。

普及のためには知財教育というよりは、エンタメ寄りでやりたいなと思っています。知財のことをわかりやすく噛み砕いて伝える、楽しんでもらう、ということをしていきたいです。その一つの活動として最近はYouTube(ゆるカワ♡商標ラジオ)を始め、業界外の友人と商標の事例についてゆる~くトークしています。

「AI vs 弁理士 ~商標調査対決 ~ AIは弁理士を超えるのか!?」というイベントに出場したりもしました。AIと人間とで三回戦の勝負を行い、それぞれ別々の弁理士が担当しました。そのうちの一人が私です。

まず知財に興味を持ってもらって、興味を持ってもらった先に重要性を認識するところに辿り着くのではないかなと思います。

みんながみんな知財のことを知る必要はないのかもしれませんが、やはり必要な人にとっては、商標登録などの知財に関するアクションをしておいた方がいいということを理解してもらいたいなと。その入り口として、まずは楽しんでもらいたいと思っています。

考え方や趣味など

アドラーの考え方には影響をうけているかもしれません。

見返りを求めない、ギブ & ギブの精神。怒るという行為は相手をコントロールしているだけ、ということを常に考えるようにしています。

決まった趣味はないです。そのときどきでけっこう変わります。以前はカラオケによく行っていましたが、コロナ禍になって行かなくなりましたね。

ヨガもやってみました。映画はあまり見ませんが、ドラマや漫画、アニメを見ることはあります。漫画もハマったら一気に読みます。ハマるとガッとやるタイプです。

決まった趣味というものはありませんが、知財に関する判決・審決について調べるということはずっと継続してやっています。

私の交友関係

もともとは深く狭い交友関係でいきたいと思っていたはずですが、最近は少し変わってきました。もともとは人と話すのも得意ではなく、なかなか心を開けないタイプでした。しかし、仕事を通じてだんだんコミュニケーション能力がついてきて、自分の考えの軸ができてきて、前よりうまく自分を表現できるようになってきました。

そうなってくるにつれて、新しく出会った人と話すのも楽しくなってきました。

 

何かを分析するのが好きなオタク気質

・お笑い
・恋愛リアリティショー
・知的財産に関する判例や審決

これらについて、調べたり分析したりということは、本質的な欲求としてやっているかもしれません。けっこう漫才のセリフとか覚えてますね(笑)

一見するとぜんぜん違うジャンルのものにも見えますが、共通点・相違点の分析をすると、新しい点やおもしろい点に気づくのはどのジャンルでも同じなんです。

最初に就職した事務所で

弁理士として最初に就職した事務所では毎日ダメ出しをされました。 仕事でダメ出しされるのは自分の知識が足りないと思い、“とにかく調べまくる”ということをしましたね。

徹底して調べた結果、自らの発言の根拠を示せるようになります。そうすると納得してもらえたり怒られなくて済んだりということがありました。自分の主張を裏付けるために調べるということをやるようになりました。

仕事での喜び

最初は「怒られたくない」「クビになりたくない」というきっかけで“調べまくる”ということをやっていましたが、調べまくっているうちにだんだん調べること自体が楽しくなってきました。

それに加えて、やはりお客様に喜んでいただけること、「岡村さんのおかげです」と言ってもらえることが嬉しいです。学生の頃は人のために働くとか嘘くさいと思っていましたが、働いてみてマインドが変わりました。

弁理士の人にはエリートが多く圧倒されることもあるんですが、自分の性質としては庶民寄りで、それもまた強みでもあるかなと思ってます。

これからの人生

独立開業し晴れて自由の身になったので、これからの人生は、少しずつ新しいことをやっていきたいなと思っています。

劇的に大きな何かをやりたいということではないです。今までのこの業界としては普通じゃなかったけどあったらいいよね、と思ってもらえるようなことをやっていきたいです。

法律と遺言について