グループ企業のAOSデータ社、超高齢社会のGeronTech「アセスメントデータプラットフォーム AOS IDX」をヘルシーエイジング関連事業にInside実装サービスを開始
~金融ジェントロジーと介護インテークのためのData to AI®仕事術~
クラウドデータ、システムデータ、リーガルデータ、AIデータなどのデータアセットマネジメント事業を展開するAOSデータ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 春山 洋 以下 AOS データ社)は、世界で初めて超高齢化を迎えている日本が、海外に先んじてヘルシーエイジングのジェロンテックに関するモデルづくりの主導的な役割を果たすことが期待される中で、GeronTechにおけるアセスメントデータの保存管理やデータのリスク管理までデータを総合的にマネジメントし、AIによるデータ分析や活用につなげることができるアセスメントデータのマネジメント製品「アセスメントデータプラットフォーム AOS IDX」(https://AOSIDX.jp/)のInside実装サービスを、2023年2月28日より販売開始することをお知らせします。
■GeronTech とアセスメントデータプラットフォームAOS IDX について
世界中で高齢化が進み、高齢者の介護や健康管理などのニーズが高まっています。また、健康寿命の延伸や生涯現役社会の実現が求められる中、高齢者の健康維持や予防医療、フィットネスなどに関する技術の開発が求められています。
GeronTech(ジェロンテック)とは、Gerontology(老年学)とTechnology(技術)を組み合わせた言葉で、このような社会的なニーズに応えるために生まれた新しい分野であり、高齢者向けのテクノロジーを研究・開発することを目的としています。
今話題のChatGPTに聞いたアドバイスを参考にすると、GeronTechでは、アセスメントのための健康や生活に関する情報を収集し、分析・評価することで、高齢者の生活の質を向上させる技術やサービスを提供します。具体的には、センシング技術やIoT技術、人工知能(AI)、ビッグデータ分析などの技術を活用して、高齢者の健康状態や生活環境をモニタリングし、AIによる分析や予測を行うことで、必要な支援を行います。また、高齢者の健康や資産を守るために、金融ジェロントロジーや介護インテークなどの分野でも、GeronTechが活用されることが期待されています。
一方で、GeronTechでは、アセスメントのために収集した大量のデータを一元管理し、統合的に分析するためのデータプラットフォームが非常に重要です。
アセスメントデータプラットフォーム AOS IDX は、超高齢化社会の時代において生成されるこれらの膨大なデータを管理するためのGeronTechによるデータプラットフォームです。アセスメントデータプラットフォーム AOS IDXのInside実装によって、各産業分野におけるヘルシーエイジング関連事業にてアセスメントデータの収集・作成・保存・共有・管理し、リスクから保護することもできます。
また、GeronTechが適用される分野には、健康管理、金融、介護、福祉、保険、家電・ヘルスケア機器、車・交通システム、教育など、様々な分野が含まれています。
アセスメントにおけるデータ共有やデータを保管するアセスメントデータプラットフォームAOS IDXは、各分野のデータを統合管理し、個人の健康状態を把握し、健康管理や予防医療のためのアドバイスを提供することができます。
アセスメントデータプラットフォームAOS IDX
■GeronTechの効果とアセスメント
GeronTechは、健康、医療、介護、社会的孤立、ライフスタイルなどの課題を解決し、高齢者の生活の質を向上させるためにGeronTech分野のテクノロジーにより、次のような多大な効果を生み出しています。
しかし、これらのGeronTechによる実現をするためには、アセスメントにおいて様々なデータが存在し、適切に運用することによって初めて大きな効果を得ることができます。
アセスメントとは、評価や測定を行うことを指し、特定の目的や目標に基づいて、人々の能力、スキル、知識、パフォーマンスなどを評価するために使用されます。これは教育、職場、医療、心理学などの各分野で使用され、GeronTechの分野においても活用されています。
アセスメントを実施するためにGeronTechから生成されるデータは、多種多様な分野のツールやシステムから生成され、これらのデータを有効にデータ収集、分析することが必要です。これにより、高齢者の健康管理や介護サービス、生活支援などのサポートを行うことができるようになります。
■アセスメントにおけるデータプラットフォームの重要性
アセスメントは、問題や状況に関する情報を収集し分析することで実現します。高齢者の状況を正確に把握するためにも、アセスメントのデータ管理において、正確で信頼性の高い情報を確保することが重要です。
アセスメントの目的は、正確な情報を得ることです。そのためには、正確なデータと管理が必須です
アセスメントのプロセスであるデータ収集のステップでは、多数の高齢者からの膨大な量のデータを扱うことになり、これらは個人のプライバシーにも配慮することが必要です。
また、アセスメントにおけるデータの保管のステップでは、データ漏洩やセキュリティリスクから保護するために、データの正確性、信頼性、機密性、プライバシーの確保が求められ、これらのプロセスを統合的に管理できるデータプラットフォームの利用が求められます。
■「AOS IDX」によるアセスメントデータ管理
ヘルシーエイジングの実現のためには、アセスメントを通して、高齢者を取り巻くあらゆるデータを統合管理することが大切です。
GeronTechの発達により、アセスメントに有効な分野は拡大しており、発生するデータも増大しています。
・金融ジェロントロジーでの活用
認知機能が低下した高齢者の資産管理対策のための、AIを用いた金融サービスの提供に特化したテクノロジーである金融ジェントロジーでは、金融取引や顧客の属性、市場などのデータが存在します。データ分析によって、高齢者を狙う不正行為の早期発見や顧客ニーズの把握、金融市場のトレンド分析など、様々な分野での活用が期待されています。
・介護インテークでの活用
高齢者など介護が必要な方に対して介護サービスを提供するにあたり、介護保険制度を利用するための申請手続きの一つである介護インテークの支援においても多くのアセスメントデータが発生をします。介護インテークでは、本人や家族の情報、介護に必要な身体的な情報、認知機能、生活環境に関するデータなどが存在します。これらの情報をもとに、介護保険制度における要介護認定を行います。介護保険制度では、要介護認定の結果に応じて、介護度(要介護度または要支援度)が判断され、介護サービスの種類や負担割合が決定されます。
「アセスメントデータプラットフォーム AOS IDX」では、GeronTechがこのように様々な分野に拡大し、増大するアセスメントデータに対して、AOS IDXによりトータルでアセスメントデータの管理を行うことにより、データの安全とデータの活用を両立することができます。
■「アセスメントデータプラットフォーム AOS IDX」の特長
「アセスメントデータプラットフォーム AOS IDX」は、厳格かつ柔軟なアクセス権限管理機能や、ドキュメントへの検索用メタデータ付与によるデータ検索性の強化、AIデータ活用に向けたマルチモーダルAIへの対応、ファイルビューアー機能、暗号化および監査機能、バックアップ機能、および大容量長期保管向けアーカイブシステム機能を備えています。AOS IDXはアセスメント環境で求められるすべての高齢者を支援する機関向けに設計されたクラウドストレージのSaaSです。
1)アセスメントにおけるデータをバックアップし、どこからでもアクセスできるようにする
2)内部や外部と安全にデータ共有をし、チームコラボレーションを効果的に行う
3)すべてのドキュメントのバージョンと変更を追跡する
4)VDRドリブンセキュリティにより、セキュリティとコンプライアンスを最大化して、機関内外の関係者のデータを安全に保つ
5)AI活用を見据えた検索用メタタグ機能
6)大規模なコスト削減を可能にする大容量データ管理機能
7)独自カスタムブランドでの展開、ロゴ設定可能
8)マルチモーダルAIへの対応
■「アセスメントデータプラットフォーム AOS IDX」とData to AIヘルシーエイジング
GeronTech分野に存在する様々なGeronTechツールで生成される膨大なデータを適切に管理することで、AIシステムのためのデータ活用に備えることができます。これにより、より効率的で効果の高いヘルシーエイジングを実現することができます。
AIにおけるデータプラットフォームには、AIデータの源となる、分散されている大量かつ多岐にわたるアセスメントデータを、効率的かつ安全に収集、保存、管理することが求められ、これらにはAI学習データを適切に保存管理することができるAIデータマネジメントが重要です。AIシステムの成功は、AIアルゴリズムのトレーニングに使用するトレーニングデータの品質と、AIライフサイクルによるメンテナンスが一番の鍵となります。
ヘルシーエイジングの実現に向け、アセスメントの実施におけるデータのフローと、データマネジメントおよびAIライフサイクルにおけるデータフローは、密接に関連した表裏一体の仕組みとなっており、アセスメントデータプラットフォームAOS IDXによりAI活用を踏まえたデータ管理を行うことができます。
アセスメントにおけるデータマネジメントとAIライフサイクル
AIライフサイクルの流れ
■「アセスメントデータプラットフォーム AOS IDX」を支える各賞受賞実績の技術
「AOS IDX」は、経済産業大臣賞に輝くAOSグループのリーガルテックの技術、ITreview Grid Awardの3部門で13期連続受賞、2020年11月ITreview Customer Voice Leaders受賞の「AOSBOX」のクラウドバックアップ技術、BCN AWARD システムメンテナンスソフト部門最優秀賞を14年連続受賞したデータ管理技術、経済産業大臣賞を受賞したグループ企業のリーガルテック社のVDR技術を融合し、安全なデータのやりとりと共有および保管システムを基盤とするインテリジェントなDXソリューションとして開発されました。
■「アセスメントデータプラットフォーム AOS IDX」サービス概要 (https://AOSIDX.jp/)
●サービス名: アセスメントデータプラットフォーム AOS IDX(アセスメントデータプラットフォーム エーオーエスアイディーエックス)
●提供開始:2023年2月28日
●価格:月額16,500円(税込)~