セカンドライフから始めよう!シニア・ハイキングのすすめ
はじめに
お仕事で定年を迎え、お子様も独り立ちして気持ちにも時間にも余裕ができるシニア世代。好きなことができるようになりますが、同時に運動不足にもなりがちです。
そんな運動不足を解消するためにも、ハイキングを始めてみませんか?ハイキングというと、体力的にきつい・つらいイメージを持たれるかもしれませんが、登りやすい山やご自身に合った山を選べばシニアでも無理なく楽しむことができるんです!
今回は、そんなハイキングの魅力についてご紹介します。
シニアのハイキングのすすめ
シニア世代がハイキングをすることには、多くのメリットがあります。
体力維持
一つめは、体力維持です。自分のペースや歩行技術に合わせてハイキングを楽しめば、無理なく確実に体力や筋力をつけることができます。
ストレス解消
二つめは、ストレス解消です。ずっと屋内にいて体を動かさずにいると、次第に気分も沈んでしまいがちです。美しい自然の中を歩けば、気分もリフレッシュできるので、ついつい家にこもりがちになってしまう方におすすめです。
新たな交流
さらに、登山は新たな交流が生まれるきっかけにもなります。同じ山に何度も登っていれば、頻繁に出会う人もいるかもしれません。また地域によってはシニア向けの登山サークルなどもありますので、そういったサークルに入って仲間を作るのも楽しいでしょう。
【準備のポイント】
装備
とにかく動きやすさを重視しましょう。夏場であれば熱中症対策を万全にした服装にしておくとよいです。若い時よりも体力が落ちているので、あまり大荷物になりすぎないようにもしたいですね。日帰りのハイキングであれば、食べ物や飲みもの、タオルなどがあれば十分です。
山選び
ハイキング=山登りというと、高低差のある険しい山道を想像する方もいるかもしれません。しかし、あまり高くなくて道がしっかりと整備された山は数多くあります。ケーブルカーで山頂付近まで行ける場合もありますので、事前に下調べをして登りやすそうな山を選んでおきましょう。
【おすすめの山】
続いて、シニアや登山初心者でも登りやすいおすすめの山をご紹介します。
おすすめの山①高尾山
言わずと知れた初心者におすすめの山です。東京近郊の方は、一度は登ったことがあるかもしれません。ケーブルカーで途中まで登ることができます。都心からのアクセスも良く、気軽に登ることができるかと思います。
おすすめの山②筑波山
日本百名山にも選ばれている山です。つくばエクスプレスで、秋葉原駅からつくば駅まで最短45分で行くことができ、つくば駅から筑波山まではバスが出ています。ケーブルカーやロープウェイで山頂付近まで登れるので、体力に自信がなくても安心です。
おすすめの山③六甲山
関西圏の方には神戸の六甲山がおすすめです。初心者向けのコースもあるので、安心して登ることができるのではないでしょうか。
【注意点】
一人で登らない
いくら低くて登りやすい山とはいえ、シニア世代の登山には危険が伴います。必ず家族や友人と一緒に登るようにしましょう。もし、どうしても一人で登らなければいけない場合は、周囲の人に登山計画を伝えた上で、すぐに連絡が取れるようにしましょう。
事前準備をしっかりする
登山は計画をきちんと立てておくことが重要です。特に行き慣れていない山へ行く場合は、事前にコースをしっかり把握しておくようにしましょう。
体調を整えておく
長時間体を動かすことになるので、前日はしっかりと食事をとり、よく休んだ上で登山に臨むのが最適です。また、体調が少しでも悪い時は無理せずに、別の日に再チャレンジするようにしましょう。
登る前にウォーキングなどで体を慣らしておく
体を動かすことに慣れていない方は、事前に自宅の周りをウォーキングするなど、体の準備をしておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?「自分は体力がないから」「歳をとって、しんどいことは億劫だから」という先入観で、シニア・ハイキングの魅力に気づいていないのは、大変もったいないことです。ハイキングは、実は一人一人の体力や好みに合わせて柔軟に自由に楽しめるものなのです。こちらの記事を参考にして、ぜひ自分のお気に入りの山や自分らしい楽しみ方を見つけてみてくださいね。